追跡可能率(VTR)の問題解決まとめ/出荷遅延率/出荷前キャンセル率

Amazonは受注後のフォローがとても大事だけど、これだけだとアカウントが不安だ・・・。

セラーにとってアカウント健全性の中で、項目が増えるとややこしいそんな悩みを解消しました。

目次

1.追跡可能率のことがわかりやすく解説。

✔︎追跡可能率に関するAmazon.co.jpからのメール

✔︎Amazon.co.jpでは、アカウント健全性の指標として、追加された項目を発表しました。

その①:追加項目

・追跡可能率

その②:追跡可能率とは?

出品者が注文に対して有効なお問い合わせ伝票番号を使用している割合を測定するパフォーマンス指標です。

その③:目的

・購入者様からのお問い合わせを減らす
・購入者様からの評価の改善
・購入者様の購買意欲向上

その④:開始時期

2021年4月1日よりスタート

その⑤:必須項目

合計金額が2,000円以上(※消費税込み)の注文

・正しい配送会社名
・有効なトラッキング番号
・お問い合わせ伝票番号の入力
・追跡可能な配送会社利用

2.追跡可能率低下になるとアカウントがどうなるの?

その①:ペナルティー

・Amazonマーケットプレイス保証申請からの保護
・追跡不可の場合、Amazonマーケットプレイス保証の申請に不服を申し立てることができなくなります。

その②:追跡可能な配送会社

お問い合わせ伝票番号を提供できる配送業者名

・China Post
・FedEx
・日本郵便
・Royal Mail
・佐川急便
・UPS
・USPS
・ヤマト運輸
・Yanwen

DHLが入ってないな〜

3.追跡可能率で期待できる事は何があるの?

その①:利点

・評価の改善
・商品紛失費用の削減
・配送中の紛失回避

その②:追跡可能率の計算に含まれない場合。

・日本以外の配送業者については、Amazonにお問い合わせ伝票番号を提供できても計算に含まれません。

その③:Amazonの判別方法

Amazonは、お問い合わせ伝票番号が有効かどうかをどのように判別

出荷通知時に入力されたお問い合わせ伝票番号を使って配送業者に配送状況を問い合わせます。
お問い合わせ伝票番号は、一度でも配送業者によるスキャン記録があれば有効とみなされます。

このように判別されます。

その④:アカウント低下の原因

・荷物に有効なお問い合わせ伝票番号が付いていない場合
・未確認のマークが表示される場合
・お問い合わせ伝票番号をアップロードしたにもかかわらず未確認のマークが表示される場合
・お問い合わせ伝票番号が正しく入力されていない。
・出品者が指定した配送業者に関連付けられていない。
・配送に DHLを使っていても、配送業者名欄に 「FedEx」と入力した場合
・配送業者がサポートされていない場合は、有効な追跡情報なしと判定

その⑤:追跡可能率指標にカウントされないケース

・商品が届いた後にお問い合わせ伝票番号がアップロードされた場合
・荷物の配送業者名とお問い合わせ伝票番号が正しく入力されていない場合
・注文が出荷されるまで、注文管理から変更、再入力、更新することができます。
・この変更は、72時間以内に指標に反映されます。

その⑥:問題解決

「有効な追跡情報なし」の列に「X」と表示される荷物がある場合は、Amazonがサポートする配送業者のお問い合わせ伝票番号が正しいことを確認し、もう一度お問い合わせ伝票番号を送信してください。

それでも問題が解決しない場合は、テクニカルサポートにお問い合わせください。

このように追跡可能率の項目が増えたことによって、売り上げだけを考えているセラーや、配送から商品到着までのサポートを念入りにしない業者が多いということが考えられ、Amazonでの出品者締め出し並びに、相当なクレーム抱えているAmazonの購入者様へのお客様満足度を重視している点を分かって運営されることが重要ですね。

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